ワックス剤の種類


ワックス脱毛は、ワックス剤を使用して脱毛するサービスですが、その名の通り昔から使用されているワックス剤は、「ワックス(ミツロウ、松ヤニ)」が主な成分となっていました。最近は、技術の進歩で肌により優しく、低温でより安全に使用できるミツロウや松ヤニが成分でない様々なワックス剤が表れて来ましたが、そうした材料も「ワックス剤」と呼んでいます。このページでは、ワックス脱毛のサービスに使用するワックス剤について説明します。

ビューティーワールドの際に協会ブースを訪れた他の協会の技術者が受けた講習会では、なんと先生が彼女の唯一の実習モデルだったとか。本人は、勉強熱心でいろいろと質問されましたが、自分がいったい水性ワックスを使っているのか油性ワックスを使っているのかも理解していないのを聞き、驚いてしまいました。

 また、ハードワックスのみを使用するサロンでは、アンダーヘアの長いお客様が来ると剃刀で剃ったり、バリカンで刈ったりされびっくりしましたという声をよく耳にしますが、国内では理美容の資格がない方がサロンでハサミや剃刀を使用することは禁止されています。バリカンに至っては、衛生的に大変問題があると感じています。

 ワックス脱毛のサービスに従事する技術者でも向上心がなかったり、情報が不足していると技術を得た講習会の内容を全てだと信じ込み、サロンにとってもお客さまにとってもプラスとなるサービスの方法や材料が存在することを知らないというのが現在の脱毛サロンにありがちな状況のようです。

 これからワックス脱毛の技術を習得したいと思ってこのページを読んでいる方や協会にかかわらず、すでにサロンでサービスを提供している方がワックス剤についてきちんとした知識を得て頂くために、以下に脱毛剤の特徴をまとめています。


wax



水性ワックスとは、文字通り水溶性のワックスで肌に残ったべたべたは、水で洗い流せます。砂糖ベースでお肌にやさしいワックス剤です。

 

油性ワックスは、主にロジン(松やに)ベースのワックス剤で、固形のものとリキッドのものがあります。ボディに一般的に使用される油性のソフトワックスは、水性ワックスに比べ強力なのでお肌への負担も大きくなります。また、松やにアレルギーの方には使用できません。

 ただ、最近は、アレルギー対策の松やにではないロジンベースのワックス剤も出てきています。


 


■ 脱毛ワックス剤の一覧 ■


1、ハニーワックス(シュガーワックス)


ストリップ(ペーパー)を使用するワックス剤。
水溶性で肌に残ったワックスは、ウェットティッシュで拭える。

【利点】
松やに等のアレルギー成分が入っていないので肌にやさしく安全。
長い毛の脱毛には、痛みを抑えて脱毛ができる。

【難点】
毛の長さが1cm程度ないと脱毛しきれない。

【お勧めのサービス】
長さのあるブラジリアンワックス
メンズのボディ

自己処理をしたいという素人の方でも使いやすいワックス剤です。



2、油性ワックス(ソフトワックス・オイルワックス・クリームワックス)


ストリップ(ペーパー)を使用するワックス剤。
油性で肌に残ったワックスは、クレンジングオイルを使用する。

【利点】
細い毛、5mm程の短い毛でも脱毛できる。
広範囲をいっきに脱毛できるので時間短縮ができる。
薄く塗布できるので経済的。

【難点】
松やにを使用している場合が多いので、アレルギー反応が出ることがある。
ワックスが肌も引っ張るため肌への負担が大きい。

【お勧めのサービス】
短い毛のブラジリアンワックス
眉のデザイン
もみあげ、襟足のデザイン
髭脱毛
フェイスの産毛の脱毛



3、ハードワックス(固形ワックス)


ストリップ(ペーパー)を使用しないワックス剤。
(ワックス剤が固まるのを待って毛と一緒にはがし取るタイプ)
油性で肌に残ったワックスは、クレンジングオイルを使用する。

【利点】
細い毛、2mm程の短い毛でも脱毛できる。
ワックスは肌に吸着しないので肌への負担が軽い。

【難点】
松やにを使用している場合が多いので、アレルギー反応が出ることがある。
ストリップを使うワックスに比べワックス剤の温度設定が高いうえ、肌にのせておく時間が長いため、ワックス剤が熱過ぎると低温火傷を引き起こすリスクが高い。
厚く塗布する必要があるため、コストの面から広範囲には不向き。
ワックスが乾くのを待つ必要があるため時間のロスが出る。
長い毛には不向き。

【お勧めのサービス】
短い毛のブラジリアンワックス
髭脱毛
鼻毛や耳毛の脱毛
フェイスの産毛の脱毛



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